部門紹介

環境室

環境室は、環境に係る社内の取り組みを統括しています。環境関連法令を遵守すべく、関係部署や官公庁と連携し、適切に対応するほか、以下のような取り組みを行っています。また、CO2の排出量と吸収量の合計をゼロにするカーボンニュートラルなど環境をめぐる国内外の動向は、大きく変化・加速化しており、社会やほくでんグループの持続的な発展に向けて、環境課題の把握・検討等を行っています。

「地球温暖化対策」

安全確保を大前提とした原子力発電の活用、高効率なLNG(液化天然ガス)火力である石狩湾新港発電所1号機の安定運転および2・3号機の導入、水力発電や太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入拡大、お客さまへの省エネ・省CO2サービスの提供などに努めています。

「廃棄物のリサイクル」

石炭火力発電所から発生する石炭灰などについて、セメント原料や建築資材などとして再資源化に努め、循環型社会の形成に貢献していきます。

「化学物質の管理」

PRTR法に基づき、対象化学物質の排出量・移動量を把握しながら、指定化学物質等の環境への排出抑制に努めています。

「PCB廃棄物の処理」

PCBを含む廃棄物は、管理責任者のもと厳重に保管・管理を行い、環境大臣認定を受けた処理施設において絶縁油・変圧器などの無害化処理を適切に行っています。

「生物多様性保全」

電力設備の建設時には、環境影響予測などに基づく環境保全対策を適切に講じています。また、希少鳥類が送配電線と衝突する事故を軽減する対策設備を開発するなど、多様な野生生物に恵まれた北海道の自然と共生する事業運営を心がけています。

「環境リレーション」

地域のイベントなどに参加し、ほくでんグループの環境問題への取り組み状況やエネルギー問題について、お客さまとの対応活動を行っています。

  • 標示管を設置した電線の脇を飛ぶタンチョウ

  • ほくでんグループの環境対策について説明