ROOKIES TALK

TALK SESSION 入社1、2、3年目の社員が語る仕事のこと、“今”思うことROOKIES TALK

向き合っている仕事の面白さ、やりがい。北海道で働いて、暮らすこと。社風や職場環境に感じていることなど。多様な仕事や職場がある2社から若手社員たちが集い、“今”思うことを語り合いました。

  • 原子 亜登夢

    原子亜登夢

  • 吉田 純史

    吉田純史

  • 久井 智晴

    久井智晴

  • 有森 圭哉

    有森圭哉

  • 濵嵜 歩美

    濵嵜歩美

  • 2023年入社
    北海道電力/道東統括支社 販売グループ
    経済学部 経済学科卒

  • 2022年入社
    北海道電力/泊発電所 制御保修課
    工学部 応用理科学系学科卒

  • 2021年入社
    北海道電力ネットワーク/道央統括支店 千歳ネットワークセンター配電課
    情報科学院 情報科学科卒

  • 2022年入社
    北海道電力ネットワーク/道東統括支店 電力部送電グループ
    工学部 情報エレクトロニクス学科卒

  • 2021年入社
    北海道電力ネットワーク/業務部 託送サービスセンター統括グループ
    経済学部 経営学科卒

職場も仕事内容も多種多様。
今、それぞれどのような仕事と向き合い、
経験を積んでいるのか。

原子:販売部門に配属になり、個人のお客さまへの販売活動を担当しています。お客さまと窓口や電話で直接お話しする機会が多く、いろいろな対応の中で感謝されることもあり、やりがいを感じています。新入社員研修で電話応対の基本は学びますが、最初はつい口癖が出てしまったり・・。今は実践で経験を積み、トーク力を身につけています。

久井:私が所属する配電部門は、お客さまに電気を送るための配電設備の建設・運用・保守を行っています。自分は、お客さまが太陽光発電設備など導入された時に設備にどのような影響が出るかの検討や、電力メーターの管理などを担当しています。お客さまと直接お話しすることも多く、慣れるまでは仕事を進めることが大変でした。でも、指導員の先輩とマンツーマンで組み、現場で経験を重ねることで仕事のやり方を学びました。

吉田:私は泊発電所の制御保修課に所属しています。さまざまな設備の機器や計器などの保守作業を行なっている中で、私は弁(バルブ)を担当しています。泊発電所は、再稼働に向けた準備の真っ只中で、社内だけではなく協力会社の方々と力を合わせて日々邁進しているところです。昨年入社した私も、その一員となることで、日々やりがいを感じています。

有森:私は送電部門で、少し前までは送電設備の保守や補修工事を担当していました。工事現場に行き、鉄塔に昇ることもありましたね。今は、工事の予算管理、道東エリア各所の保守・工事などの取りまとめや、業務効率化を進める「カイゼン」を部署の皆さんと進めています。

濵嵜:私は業務部門の託送サービスセンターで個人向けの電気工事受付などを最初は担当していました。今は、同じセンター内の統括グループに異動し、小売電気事業者とやり取りしたり、託送料金などに関する新制度について全国の一般送配電事業者との会議で意見交換し、制度に合わせてどのように業務を運営していくかを検討しています。視野を広く持って、いろいろなことを考えていく仕事に、非常にやりがいを感じています。

質疑応答写真1

仕事をしていて成長を感じる瞬間や
目指す社員の姿は。

有森:私は前の部署では現場に出ることが多かったので、やはり作業がスムーズにできるようになったりすると成長を実感しやすかったですね。将来のキャリアに活かせるということもあり、社内で取得が推奨されている第三種電気主任技術者の資格も取りました。将来的には、入社理由の一つである再生可能エネルギーの分野に携わりたいですね。

濵嵜:私も事務系社員の多くが通る道と言われる第二種電気工事士の資格を取得しました。その時は、技術系の方に教えていただきましたよ。

原子:わっ、まさに来週試験なんです。

濵嵜:合格できそう?

原子:できそうです!合格したら、お祝い金がいただけるんですよね。濵嵜さんは何に使ったんですか。

濵嵜:貯金したかな。

原子:堅実ですね。有森さんは?

有森:家族旅行で行った知床の宿泊代に使いました!

全員:さすが!

吉田:私は大学で原子力を専門に学んでいたわけではないですが、原子力部門は研修センターで2か月間の研修を受けてから配属されます。私と同じように専攻は別だった同期も多いので、研修を受けて知っていくことが多いです。まだまだ知らないことはありますが、1年目と比べると弁の構造がわかってきて自分の成長を実感しています。今後は何を聞かれてもわかる、弁のプロフェッショナルになれたらいいなと思っています。

久井:1、2年目は正直、仕事をこなすことに一杯一杯でしたけど、だんだん同じ量の仕事を受け持っても、焦らず対応している自分に気づいて成長を感じました。配電といっても、いろんな業務があるので、この3年間毎回違う仕事を経験しているんです。後輩もどんどん増えてきているので、わからないことに答えられる、しっかり対応できる先輩になりたいです。

濵嵜:私が指導員の先輩から教わったのが、「仕事を自分だけで抱えない」ということでした。自分しかできないような仕事の仕方をしない、自分が何をしているか周りから見てわかるようにするって、簡単なようで難しい部分もあり・・。やっと私もそれを実行できるようになったと思います。私も後輩に頼られる先輩になりたいです。

原子:入社してまだ半年ですが、知識が点と点から線に結ばれてきて、しっかり定着してきているので、ある程度は独り立ちできているかなと。今は個人営業を担当していますが、次は法人営業を経験し営業業務を知り尽くしたいです!低圧から高圧と販売分野を網羅して、もうワンランク上の販売戦略などにも挑戦したいです。

質疑応答写真2

気になる入社理由は。
職場の人間関係から見えてくる社風は。

有森:私の出身は岡山で、もともと北海道に住みたくて、大学で札幌に来ました。学生の時から道内各地をドライブしていて、積丹の神威岬や知床の手付かずの自然の素晴らしさには本当に驚きましたね。このまま北海道で働きたいと思い、全道に社会貢献できる事業に魅力を感じて入社しました。

濵嵜:私は生まれが道外で3歳から北海道に住んでいるので、北海道は私のホームタウンですね。私も、有森さんと同じ入社理由ですが、あとは一番最初に採用してくれた会社だったのも嬉しかったので入社を決めました。

久井:私も、生まれ育った北海道の企業で働きたいという思いからですね。

吉田:私もです。笑 あとは、就職活動の時に、採用担当の方が誠実に対応してくださったからです。わからないことを何でも聞くことができたので、入社後のことをイメージしやすく安心しました。他の企業の対応が悪かったというわけではないんですが。

原子:私も皆さんと同じです。笑 東京の大学に進学しましたが、やはり地元で働きたいという思いが強くなり戻ってきました。北海道の良さはもちろんですが、インターンシップや採用時の対応の中で感じた、社内の方の人柄の良さも入社理由になりました。

濵嵜:採用時だけではなく、入社後すぐに、指導員の方が手厚くサポートしてくれましたね。失敗した時の対応も、「反省はいらないから繰り返さないようにどうするかを考えよう」と言ってくれて。尊敬するカッコいい先輩で、改めて入社して良かったです。

有森:私のこれまでの上司も皆さんフランクで、肩肘張らずに話せる方が多かったですね。先輩方も、私がした質問の答えが分からなくても、一緒に問題に向き合ってくれて、同じチームで働いているんだという思いが伝わります。

原子:指導員の先輩はもちろん、部署内の皆さんに入社時から気にかけていただいています。先輩方もそうですが、支社長も飲みに誘ってくださいますね。笑 飲み会に参加したくない若い方が増えていると世間では聞きますが、私はむしろウェルカムなので、誘われたら必ず行きます!社内の方々との関わりは今後も大切にしたいです。

久井:本当に先輩方は優しい方が多いですよね。前の部署では年の近い社員が集まっていたのでとくに仲が良く、土日も誘い合ってゲームをしたりテニスをしていました。仕事のチームワークも良く、休日も遊べる仲間ができる会社だと思います。

吉田:私は初めての一人暮らしで、入社してから生活環境はすごく変わったんですが、寮の娯楽室とかで、みんなで集まって飲み会を開いたり、楽しく過ごせています。泊村にも来たことがなかったし、道内旅行もそんなにしてこなかったので、行ったことのない地域に行けることも魅力ですね。

濵嵜:同期は何か所か転勤していますけど、私は入社以来、ずっと札幌勤務でまだ転勤は経験していないんです。だから道内旅行でいろいろ行きますが、どこへ行っても食べものがおいしいから、転勤にネガティブなイメージはありません。笑

原子:確かに、私も帯広には来たのは赴任が初めてで、住んでみてこの土地を知ることができています。行ったことのない地域に暮らせることは、自分も魅力だと思っています。

久井:転勤や異動については気になる部分ですよね。ただ、年に1回、上長と面談して希望する業務を伝える機会があるので、それに応えてキャリアを考えてもらえますよね。

有森:そうですね。私も今回の異動は希望が叶った形で、自分から伝えれば応えてもらえる環境はあります。自分は北海道に住みたくて来ているので、転勤も楽しもうと思っています。

質疑応答写真3

休日の楽しみや
ライフワークバランスはどう?

原子:車を持っているのでドライブが楽しみですね。友人も遊びに来てくれるので、一緒に道東各地へ車を走らせて楽しく過ごしています。

濵嵜:私は食べることが好きなので、休日はお寿司にお肉と、いつもおいしいものを探しています。

吉田:お寿司!海鮮なら泊村にぜひ。魚介類は何でもとてもおいしいです。隣の神恵内村にもおすすめの海鮮があるので、今度食べに来てください。

濵嵜:わあ、行きたいです!

久井:私は千歳に異動になり空港が近くなったので、道外へ旅行に行きたいですね。日本史、中でも城が好きで関連する本を読んでいるのですが、せっかくなので休暇を取って日本各地の城を巡りたいです。皆さん休暇ってどのくらい使っていますか。

有森:休暇は毎年15日くらい使って、繰り越しの休暇を貯めるために少し残しています。帰省も、3連休に季節連続休暇をくっつけて1週間くらいの休みにしています。事前に休暇予定を伝えていますが、急な場合は前日に伝えても休めるので助かっています。

吉田:私も今年は15日くらい取ろうと思っています。休暇を少しずつ貯めて、いつかヨーロッパに旅行に行きたいです。私の所も上長に言えば当日でも、休暇をとれるので、どこの部門も変わらないですね。

久井:むしろ、「休暇を取って」と言われる環境ですよね。ちょっと体調がすぐれないから病院に寄って帰ろうという時に、1時間単位で休暇を取得できるのはとても便利じゃないですか?

吉田:そうですね、「社会人になるとやはり休暇は取りづらいのでは」と思っていましたが、全然違っていました。上長には「もっと取っていいんだよ」と言っていただいて、本当になんて素敵な職場なんだと思いました。

全員:

濵嵜:私の周りには産休、育休を取っている人がいっぱいいます。2人目の育休を取っている方もいて、時短勤務のこととか、周りの方の働き方を見て今後の参考にしています。

原子:あと、カフェテリアプランも良いですよね。給与とは別にもらえるポイントなので、私は資格取得の費用や寮費に充てていますが、他にも色々な使い方ができる点が本当に便利だと思います。

質疑応答写真4

自身の就職活動を振り返りながら、
近い将来、
後輩になるかもしれない学生たちに、
今伝えておきたいことは。

原子:就職活動では、インターンシップに積極的に参加していて、グループワークでは司会進行を進んで引き受けていました。この時の経験は将来働く時に役立つし、会社のことも知れるし、リーダースキルも鍛えられて一石二鳥でした。

吉田:私は、自分に一番合っている会社を選びたくて、できるだけ多くの説明会に足を運んで、説明している人を見ることを心がけていました。結果、人を見て決めたのは間違いなかったなと思っています。私の時はオンラインが多かったんですが、今は対面で話すチャンスも多いので、社員の方々と会える機会にはできるだけ参加した方がいいと思います。

久井:私は大学の推薦で応募しましたが、同じ研究室の先輩も入社していたので、入社前にいろいろと話を聞いて会社や仕事への理解を深めていました。

有森:私は入社して自分が活躍できるかどうかを考えていました。IT系に進む選択肢もあったんですが、あえて違う業種でその部分を支えていくことで力になれるのではと思っていました。現在、プログラミングを使ってカイゼンの取り組みを行ったり、スマホを使用した巡視点検の運用を担当させてもらっていて、就職活動で考えたことが当たっていたなと思っています。

濵嵜:吉田さんのお話とつながるんですが、私も会社の人を見るようにしていて、説明してくれている社員の方の顔がいきいきしているかな、私が働いたら合いそうかなと、社員観察をして入社後の想像をふくらませていました。

原子:あと、24時間を自由に使える学生時代には、バイト、友人関係、恋愛にと、いろんなことに全力で取り組んだ方がいいと思います。後悔しないように遊び尽くすことをおすすめします。笑

久井:確かにバイトにせよ遊びにせよ、大学生活でやってきたことは社会人になってから活かされることも多いです。その時々、一つひとつのことを全力でやっていくことが、きっと将来の自分のためになります。バイトで言えば、私は飲食店での経験がお客さまとの接し方に役立っています。

濵嵜:私はちょっと違う視点からですが、学生の皆さんには「力の抜き方を覚えてほしい」と伝えたいです。大学に入るといろんなことを自分でやることが求められると思うんですが、自分をメンテナンスしながら計画を立てるやり方や、取捨選択をして要領よくやることを、時間のある学生のうちに身に付けてもらいたいと思います。私も大学の途中までは詰め込んでいくタイプだったので。

有森:そうですね。自分の経験もあってのことですが、「真剣になってもいいけど、深刻になってはいけない」と思います。就職活動は大事だけど、これからの人生がそれですべて決まってしまう訳じゃない。そこを混同している人もいるんじゃないかなと。自分をメンテナンスしながら、真剣に取り組みつつ、深刻にならないで就職活動をしていってくれたらと私も思います。

質疑応答写真4

※2023年10月時点