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取締役社長 齋 藤 晋

北海道の未来、
さらには日本の未来をより
明るく喜びに満ちたものとするために

取締役社長 齋 藤 晋

北海道電力株式会社 代表取締役社長執行役員齋 藤 晋

今、世界的な脱炭素化に向けた潮流が強まる中で、ほくでんグループを取り巻く環境は加速度的に変化しています。

ほくでんグループは、1951年の創業以来、北海道の皆さまに「北のあかり」を灯し続けることを第一の使命として電力の安定供給に努めてきました。
北海道において、責任を持って「電力の安定供給」を担う使命は、これからも変わりません。
これまで築いてきた技術やノウハウを更に磨き上げながら、時代の先を読み、イノベーションを率先して採り入れ、事業環境の変化を強みに変えて持続的に発展できる企業が、私たちの目指すべき姿だと考えています。

北海道では、世界最先端の大規模半導体製造工場をはじめ、データセンターなどの企業進出の動きが相次いでいます。
また、北海道は再生可能エネルギー資源にも恵まれ、これからの世界において大きなポテンシャルを持つ地域です。
一方、人口減少といった社会課題がある中で、当社は電気やエネルギーのプロフェッショナルとしてはもちろん、情報通信インフラの保守・運用や、カイゼン・DX推進を通じた業務変革などのノウハウも活用し、一次産業・食・観光など北海道の強みを活かすことができる、あるいは地域の社会課題解決に資することができる非エネルギー分野にも事業領域を拡大することで、北海道の未来を創っていきます。

人材に関して、私が最も重視しているのが「熱意」です。
ともに新しいほくでんを作っていくために、「変革は糧でありチャンス」と捉え、失敗を恐れず、熱意を持って積極的にチャレンジできる人材が必要です。
地域の皆さまから愛され、真に必要とされる企業へ成長を続けるため、皆さんと一緒にチャレンジできる日が来ることを楽しみにしています。

細野 一広

昔も、今も、そしてこれからも
使命は「電力の安定供給」

細野 一広

北海道電力ネットワーク株式会社 取締役社長細野 一広

当社は2020年4月に、電力システム改革における発電・送電分離によって、「北海道電力ネットワーク」として、北海道電力から分社いたしました。
当社のお客さまは、私どもの送配電ネットワークを利用される皆さまであり、すなわち「北海道内で電気をお使いいただく全ての皆さま」がお客さまです。
我々の使命は、北海道の皆さまに快適な暮らしをご提供し、北海道の発展に貢献していくこと、そしてそのために、低廉で良質な電気を、安全かつ安定的にお届けし続けることです。

2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて国内では様々な取り組みが始まっています。その中では、活用されるエネルギーの電化も重要なポイントとなります。当社では、電気の持つ快適性や利便性のPRに加え、北海道の気候条件を活かしたデータセンターなどの企業誘致や、運輸部門における電気自動車の普及促進活動などにも積極的に取り組んでいます。
電気の供給面においては、北海道は再生可能エネルギーの適地として更なる再生可能エネルギー電源の導入拡大が期待されており、その導入拡大に取り組んでいます。
電力品質の確保を前提に、これらの再生可能エネルギーで作られた電気を最大限活用するため、発電に関する出力予測精度の向上や、作られた電気を国内で活用する事を目的に北海道と本州を結ぶ新北海道本州間連系設備の増強などの取り組みを進めています。
このように、カーボンニュートラル政策が進展する中で、当社の果たす役割は大きいものであると考えています。

当社の事業には北海道の皆さまとの信頼関係が欠かせません。
責任のあるエネルギー供給の担い手として、安定供給という「変わらぬ使命」を果たし続け、変容する社会と向き合い「この会社を変えていく、築いていく」という気概を持って、北海道の発展に貢献していく強い意志のある仲間と出会えることを楽しみしています。