自分が確保した土地に建つ送電線に、
仕事の成果を実感。
苫小牧支店
電力部用地グループ
中嶋 勇斗
大学卒業[法学系]2019年入社
入社動機
私は生まれ育った北海道で人々を支える仕事がしたいと考え、就職活動をしていました。道内企業の説明会に積極的に参加し、農業や漁業など北海道の特色である第1次産業を支える仕事にも魅力を感じましたが、当社の説明会で「北海道のすべての人々や企業と関わり、支えることができるのはほくでんだけ」という話を聞き、自分もその一員として北海道を支えていきたいと感じ、当社を志望しました。また、どんな質問にも笑顔で丁寧に答えてくださる社員の姿を見て、この方たちと働きたいと感じたことも志望理由のひとつです。
新入社員導入研修について
入社時の導入研修では、社会人として基本となるビジネスマナーや会社の仕組み等を学びました。挨拶の仕方や来客対応等の実践形式の研修では、普段の言葉遣いが出てしまうこともあり苦労しました。しかし、講師の方の丁寧な説明と同期同士の実践や励まし合いを通して、研修が終わる頃にはビジネスマナーの基礎を身に付けることができました。
研修は同期が一堂に集まり、泊まり込みで行われたため、1日の研修の終わりには体育館でバスケットボールや卓球をしたり、部屋に集まって会話をしたりして過ごすなど、事務系の同期だけではなく、他部門の同期とも仲間意識を持つことができました。
仕事内容、やりがいと面白さ
用地部門では、送電線や変電所等の建設に必要となる土地の確保や、既設の送電線等の土地の管理業務を主に行っています。私はその中でも老朽化した送電線の建替工事に伴う土地の確保を担当しており、地権者の方に補償に関する説明をしたり、各種法令に関する官庁申請業務を行ったりしています。特に地権者の方との対応にあたっては、自分で対応方針を組み立て、内容をきちんと理解いただけるよう説明方法を工夫できるところに面白さを感じます。
また、道外在住の地権者の方もいらっしゃるため、出張先でその土地の方言や雰囲気を知ることができるのもこの仕事の面白さだと思います。上手に説明ができず苦労することもありますが、地権者の方から承諾をいただき、自分が確保した土地に新しい送電線が建設されていく様子を見たときには、仕事の成果が形となったことを実感でき、やりがいを感じます。
入社前と後で感じたこと
当社のインターンシップに参加し、多くの社員の方から会社の雰囲気や業務について聞き、電気や電化製品など人々の日常的な生活に関わる知識が必要になるだろうとイメージしていました。しかし、配属された用地部門では民法など法律に関する知識を活用する業務が多く、考えていたよりも部門によって業務や必要な知識に幅があると感じました。
入社から1年を振り返って
工事等の調査で土地に立ち入ることがありますが、そのためには地権者の方から立ち入りの承諾をいただく必要があります。その際、電話などで訪問のアポイントを取りますが、電話が繋がらない場合には直接ご自宅に訪問することもあります。私が地権者の方のご自宅を訪問した際、夏場で当社の作業服を着用していなかったため、本当に当社社員なのかと不審に思われてしまったことがありました。その後、事情を説明して事なきを得ることができましたが、お客さま対応の際には安心してお話を聞いていただけるよう、状況に合わせた身だしなみや丁寧な説明を心掛けたいと感じました。
今後の目標
まだわからないことばかりで先輩に頼ることが多いため、まずは自分ひとりで送電線の建替工事に関する業務を完遂できるようにしたいです。そのためにも、さまざまな業務に積極的に取り組んでいきたいと思っています。また、用地業務では民法等の法律に関する知識が必要となるため、法律関係の資格の取得にもチャレンジしたいと考えています。
オフタイム・休日の過ごし方
学生時代から身体を動かすことが好きなので、会社の福利厚生制度を利用し、月会費が割引になるジムに通っています。週に何回か汗を流し、心身ともにリフレッシュしています。
また、車を購入したため、休日を利用して北海道各地へ行き、名物を食べたり自然を満喫したりしています。同期とも定期的に集まる機会があり、夏には皆で登山に行ったので、冬はウインタースポーツをしたいと考えています。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。
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