多角的な視点を持ち、
チャレンジができる人材を目指す。
資材部
資材企画グループ
五十嵐 瑞貴
大学卒業[経営学系]2008年入社
入社動機
就職活動では業種を限定せず、様々な企業の説明会に参加し、面接を受けていました。お客さまに自信をもって提示できるモノやサービスがある会社に入社したいという思いが強く、当初は提案や問題解決が主な業務であるソリューション営業に興味を持っていました。
就職活動が進んでいく中で、会社とは結局は“人”で成り立っているものだということに気づきました。それまでは“どこで働くか”ということばかり考えていましたが、当社の魅力的な採用担当者に出会い、長い会社員人生、“誰と働くか”ということも大切だと考えるようになり、当社を志望しました。
所属部門と仕事内容
資材部は資機材の調達や工事を発注する部署です。会社の収支にも直結するため、限られた予算の中で、少しでもコスト低減に繋がるよう部門一体となって取り組んでいます。
その中でも資材企画グループの業務は、社内規程やマニュアル等の整備、取引先の登録・管理、システム関係の業務等多岐にわたり、契約業務のサポートも行っています。また、新入社員や他部門からの転入者への教育に関する業務も担当しています。若年層の早期育成、そのためのスキルアップに関する教育は非常に重要であり、教材についても適宜ブラッシュアップを図っています。
さらに、採用を担っている人事労務部が各部門と連携して行っているインターンシップも私の仕事の一つです。学生の皆さんに資材部の役割や目指すものをお話し、北海道電力に興味を持っていただけることを目標にカリキュラムや資料を考えています。
仕事のやりがいや面白さ、今後の目標
資機材調達にあたり、コスト低減は重要なポイントですが、ただ安いものを買えばいいというのではなく、調達部門として品質を維持しながら納期や工期を意識して適切な契約をする責任があります。
私は現在、資機材を発注する業務ではなく、契約のサポート業務を担っています。適切な契約のための社内マニュアル・運用ルールの整備は重要であり、法令や専門用語も多く難しいこともありますが、日々勉強しながら一つひとつの目的を意識して取り組んでいます。
今後は人材育成のための教育内容をさらに充実させるため、専門的な知見を深め、調達スキルの向上に直結するような研修プログラムを増やしていきたいと考えています。
そして自分自身も、従来のやり方にとらわれず、今までとは違ったアプローチから検討したり、新しいことにチャレンジしていけるような人材になることが今後の目標です。
思い出に残っているエピソード
石狩湾新港発電所に設置されたPR施設の契約に携わりました。泊発電所近くの原子力PRセンター「とまりん館」のように、一般のお客さまも見学が可能な施設です。
通常は、当社で希望する仕様等を定めているため、それに基づいて適切な金額での契約を目指し価格交渉しているのですが、このときはそれぞれの企業から提案されたオリジナルのコンテンツ内容と価格の両方を検討したうえで、最終的に契約先を決定しました。
来場されるお客さまにより満足していただきたく、火力部・広報部と協力して取り組みましたが、想定外のアクシデントも発生し、最後まで本当に苦労したことを覚えています。
キャリアパス
- 入社~2年目
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苫小牧支店販売グループ(現:苫小牧支社販売グループ)
主に法人のお客さまを対象とした電気の契約受付や最適メニュー提案等のコンサルティング業務を担当。担当するお客さまのもとへ訪問し、社長や部長といった経営層の方にご提案することもあり、最初はとても緊張しましたが、少しずつお客さまから困っていること等をご相談していただけるようになり、お役に立てていることを実感して嬉しかったです。
- 3~4年目
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富川営業所お客さまセンター(現:富川ネットワークセンターお客さまサービス課)
一般のお客さまを対象とした電気の契約受付や窓口での電気料金の収納業務を担当。山奥まで現地調査に行くこともあり、自然の猛威に震えたこともありました。営業所は、地域のお客さまや地元の電気工事店の方々との距離が近く感じられ、とても楽しかったです。また4年目には、業務研究レポートも作成しました。
- 5年目
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資材部流通設備契約センター
流通部門の資機材調達業務を担当。全道で使用する電柱の発注を担当し、現地の納入希望日と取引先の運搬日の調整に悪戦苦闘したことを覚えています。
- 6~9年目
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資材部泊資材グループ
泊発電所内に新たに設置されたグループに配属。現場に密接した業務は勉強になることが多く、契約業務以外にも幅広く資材業務を経験しました。
- 10~11年目
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資材部工事契約グループ
資材契約の中で、主に火力・原子力部門と間接部門の請負工事・委託業務の契約を担当。石狩湾新港発電所のPR施設や社員寮の契約等、調達スキームを検討し、時間をかけて取り組んだ案件は非常に思い出深いです。
- 12年目~
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資材部資材企画グループ
現在の業務に従事。
一日のスケジュール(例)
- 8:40
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始業
今日の予定とメールを確認し、1日のスケジュールを組み立てます。
- 9:00
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グループミーティング
連絡事項や予定をグループ内で共有します。各自の検討案件や取り組み事項についての報告を実施、関係者で議論することもあります。
- 10:00
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取引先対応および社内打合せ
取引先登録に関する社外対応や、社内の業務打合せをします。
- 12:00
- 自席でお弁当を食べたり、同期や職場の先輩・後輩とランチに出かけたりします。
- 13:00
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規程・マニュアル・運用ルールの確認
法令の改正に伴い、マニュアルや業務ごとに作成している運用ルールを必要に応じて作成・変更します。
- 15:00
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教育資料作成
若年層教育に使用する資料を作成します。
- 17:20
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終業(必要に応じ残業)
早く仕事が終わった日は、友人と食事に行くこともあります。
オフタイム・休日の過ごし方
仕事の都合がつけば、比較的自由に休暇を取得できるため、以前は国内外問わず、旅行でリフレッシュしていました。道内には素晴らしい温泉がたくさんあるので、ちょっと奮発して客室露天風呂付のお部屋でのんびりすることが自分へのご褒美です。食べ物とお笑いが魅力的な関西にもよく出かけていました。大阪には友人がいるので、しっかり夏を避けて、年に何度も行きたい場所です。札幌の〆パフェも全国区で人気が出てきていますが、奈良の「かき氷」も、ビジュアルにインパクトがあり、本当に美味しくて虜になりました。また旅行をする機会があれば、真っ先に食べに行きたいと思います。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。