ビジネスチャンスを勝ち取れる、
自分ならではの提案を。

ほくでん

電化ソリューションセンター
システム提案グループ

寺島  崇史

大学院修了[建築系]
2008年入社

入社動機

当社を選んだ理由は2つあり、「本州とは大きく異なる環境で、本州とは違ったエネルギー利用を地域全体として考えたい」、「自分の目標を実現できる会社である」と思ったからです。
実は、最初に就職を考えていたのは建築設備系の企業でした。大学院では空調設備について学んでおり、建物の環境性や快適性を追求していきたいと考えていたからです。
しかし、就職活動を進めていく中で、1つの建物だけではなく、地域全体の環境性、快適性を考えて社会に大きく貢献したいと思い、地域全体の検討ができるインフラ業界を志望するようになりました。北海道のために何かしたいという気持ちも強く、当社を第一に考えるようになりました。OB訪問や人事の方との交流で社員の方々の人柄や考えに触れ、自分の目標が実現できそうな社内環境だと感じ入社を決めました。

所属部門と仕事内容

現在は、電化ソリューションセンターシステム提案グループという部署に所属しています。
電力自由化が本格的に始まったことで、北海道電力を選んでいただくために、様々なサービスを展開していく必要があります。私の部署では、お客さまに当社を選んでいただくことを目的として、法人のお客さま向けの空調・給湯などのエネルギーシステムの提案や、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)と呼ばれる建物のコンサル業務を主に行っています。ZEBコンサル業務は2018年に新規で立ち上げたサービスで、私は事業の立ち上げから主担当として携わっています。昨今の社会的な省エネ意識の高まりから、できるだけエネルギーを使わないビルを増やすということが国の方針で定められており、当社は全国のエネルギー会社で初めて、ZEBプランナーとして登録されました。当社の持つ寒冷地特有の提案技術を活かして、コンサル業務を行っています。

仕事のやりがいや面白さ、今後の目標

北海道は、本州とは気候や土地環境など様々な面で違いがあり、私はそこにビジネスチャンスがあると考えています。北海道に最も適したエネルギー利用(環境性・快適性・経済性を兼ね備えたシステム)を追求し提案することで、お客さまや社会に貢献し、さらにはお客さまから選ばれる企業になることができると思っています。
現在行っているZEBコンサル業務は、私が考えた企画が通り、付帯サービスとして確立する事に成功しました。付帯サービスの検討では多くの案を検討・作成し、実際に企画案の段階で通らなかったもの、実験的に運用してうまくいかなかったものなど、本当に多くの失敗を重ねています。しかし、これらの失敗があったからこそ、提供できるサービスの質が上がったことや、自分としても非常に良い経験ができたことでやりがいにつながっています。トライアンドエラーを良しとしてもらえる職場環境が非常に魅力的だと思います。
今後も様々なサービスを考えていきたいと考えており、例えば、IoTやAIなどを利用したサービスなど、時代のニーズにあったサービスを検討して、北海道に広めていきたいです。

思い出に残っているエピソード

入社7年目と9年目に、それぞれ違う案件で、海外出張したことが印象に残っています。入社7年目では、外部の会社と共同研究の企画書を作成・提案し、ドイツでの実証試験の参加を実現しました。9年目には、新たな付加価値サービスの検討ということで、自分たちで電力自由化の進んでいる国を選定し、ニュージーランドとオーストラリアに調査に行きました。当社に入社してこんなに早く海外で仕事ができるとは思っておらず、非常に良い経験をさせてもらいました。若手でも良い企画を提案できれば評価してもらえ、こうした大きな仕事を任せてもらえることが実感でき、印象に残っています。

キャリアパス

入社~2年目

旭川支店契約サービスグループ(現:道北支社販売グループ)

大口のお客さまの電化コンサルティング業務、電気の契約受付などを担当。
3~4年目

浜頓別営業所お客さまセンター(現:浜頓別ネットワークセンターお客さまサービス課)

一般のお客さまを対象にした電気の契約受付や窓口での電気料金の受け取り業務を主に担当。浜頓別は当社の中でも小さな事業所なので、営業以外にも経理や総務と、多岐にわたる業務を行いました。
5~7年目

総合研究所エネルギー利用グループ

エアコンなどのヒートポンプ機器やスマートコミュニティ、省エネシステムの研究を担当。
8~9年目

営業部法人サービスグループ

法人向けの付帯サービス事業の検討を担当。特に省エネルギーに関係するサービスについて検討。
10年目~

電化ソリューションセンターシステム提案グループ

現在の業務に従事。

一日のスケジュール(例)

8:40

始業

メールと本日の予定を確認。
9:00

情報収集

お客さまから相談のあった物件の、エネルギー計算や電気料金計算を行い、最適なエネルギーシステムを検討。
11:00

社内打ち合わせ

作成した資料を社内でオーソライズし、グループ内の意見を反映させ、必要に応じて資料を修正。
12:00

ランチ

外出、出張の時は外出先付近のグルメを楽しみます。
13:00

社外でお客さま回り(打ち合わせや情報収集)

設計会社や設備会社の方々と新築物件の空調、給湯、照明、計測などの設備に関する打ち合わせを行う。
また、新規の物件に関する情報収集も行い、当社コンサルのきっかけを作る。
15:00

情報共有

対応したお客さまの情報を社内で共有し、方向性や提案内容について再検討を行う。
16:00

新規案件の検討

現在のコンサル状況などの分析を行い、今後のコンサルについて戦略などを検討。
17:20

終業(必要に応じ残業)

オフタイム・休日の過ごし方

オフタイムは友人との食事や、趣味の読書・ゲームなどをして過ごしています。旅行や食べ歩きが趣味なので、休日は温泉巡りをしたり、B級グルメを雑誌やネットで調べて食べ歩きをしています。マイブームは、つけ麺とスープカレーです。
また、長期休暇を取得してイタリアにも行ったことがあります。どうしても食べに行きたいレストランなどがあり、ツアーではなく自分で旅程を組み立てて予約しました。計画に時間もかかりましたが、その分、充実した旅行になりました。本場のパスタはとても美味しかったです。
休みが取りやすいので計画的に業務を進め、年に1回は長期休暇を取得することを楽しみにしています。

※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。