現場に出向く機会も多く、
その時の経験が力や達成感に。

ほくでんネットワーク

名寄ネットワークセンター
通信課

辰田 肇

大学卒業[情報系]
2015年入社

入社動機

生まれ育った地元北海道で、北海道の皆さまの生活を支える仕事がしたいという思いから、道内企業を中心に就職活動をしていました。そんな中、2012年の暴風雪により、当時住んでいた登別・室蘭地区の停電で暖房が使用できず寒さに耐えながら、普段当たり前に使用している電気の大切さを痛感する一方で、倒壊した送電鉄塔や送電線が早期に復旧されていくのを目の当たりにし、驚いたことを覚えています。これを機に、電力の安定供給という使命感のある仕事に魅力を感じ、当社への入社を希望しました。

所属部門と仕事内容

通信部門では、北海道内全域にわたり電力安定供給に必要不可欠な通信ネットワークを構築し、社内通信サービスを安定かつ確実に提供するため、通信設備の工事・保守・運用・管理を行っています。
私は、主に通信設備の工事および保守業務を担当しています。通信設備の更新工事では、工事設計から、施工会社およびメーカーへの工事・資材の発注、実施管理までの一連の業務を行っています。保守業務では、定期的な通信設備の巡視・点検を通じて、正常かどうかの確認やメンテナンスを行っています。また、通信回線の障害発生時には、現地に出向し、原因の特定から復旧までの対応を行っています。

仕事のやりがいや面白さ、今後の目標

工事の検討には幅広く深い専門知識が必要になるので、規程やマニュアルに基づき、自ら考え判断することはもちろん、上司や諸先輩方から助言をいただきながら取り組んでいます。一連の工事を終え新しい設備が稼働した際には、達成感とともに大きなやりがいを感じています。通信部門は、発電所、変電所および無線局などの通信設備保守のため、現場に出向する機会が多く、机上業務だけでは得られない現場経験が多くできます。また、出張先での食事も楽しみの一つです。
今後の目標は、通信設備の障害発生時に、迅速かつ的確な対応ができるよう必要な知識・技術を身につけていくことです。そのために、経験の無い業務にも積極的にチャレンジしていくとともに、通信関係の資格取得に取り組んでいきたいです。

思い出に残っているエピソード

入社4年目の北海道胆振東部地震により、離島を除く道内全域が停電した時の対応です。当時私は指定日在宅当番で、災害発生時にいち早く事務所に向かい、停電状況および設備状況を確認しました。
通信設備は、停電時でも蓄電池からの供給により正常に機能しますが、停電復旧が見通せないため、まず、蓄電池供給可能時間を超過する恐れがある通信局をリストアップしました。そして、停電復旧までの間、所内で連携を図りながら設備巡視や仮設電源設置による電源供給を行い、無事通信回線を停止することなく乗り越えることができました。

キャリアパス

入社~3年目

函館統括電力センター通信技術グループ(現:函館支店電力部通信グループ)

電力保安通信回線の保守業務を担当。
通信設備の巡視点検、障害対応を行い、通信部門の社員として必要な基礎知識・技術の習得に努めました。
4年目~

名寄ネットワークセンター通信課

現在の業務に従事。

一日のスケジュール(例)

8:40

始業

メールと本日の予定を確認。
9:00

工事検討・資料作成

変電所における通信設備工事の内容、工程の検討および発注資料の作成。
12:00

ランチ

普段はお弁当を食べますが、出張時はご当地の名物料理を楽しみます。
13:00

工事検討・資料作成

午前に引き続き、検討および資料作成を進めます。
15:00

打合せ

上長や関係主管、工事会社と打合せ。
16:00

出張準備

翌日の出張に向けて、移動行程の確認および工具・測定器などの準備。
17:20

終業(必要に応じ残業)

オフタイム・休日の過ごし方

オフタイムでは、職場の先輩方と食事などに行きます。テニスが好きなので、週末の天気が良い日には、サークルメンバーと練習で汗を流し、時には試合に出場して、実力を試しています。名寄は、雪質日本一のまちを宣言しており、パウダースノーを超えるシルキースノーを楽しめるため、今年はスキーやスノーボードなどのウインタースポーツにも挑戦したいと思います。
当社は、休暇制度や福利厚生制度が整っているため、休日は様々なことにチャレンジでき、公私ともに充実した生活を送ることができます。

※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。