システムを改善することで、
多くの社員の業務を効率化。
配電部
技術高度化グループ
山田 浩義
大学卒業[電気・電子系]2006年入社
入社動機
道外の大学に進学していましたが、生まれ育った北海道で、やりがいのある仕事がしたいと考え、電力の安定供給という大きな目標に向かって仕事ができる当社を志望しました。就職活動中に他社配電部門の大学OBとお話しする機会があり、配電部門の仕事を知りました。机上業務だけではなく、現場を通じて技術を習得できることに魅力を感じました。
所属部門と仕事内容
配電部門では、変電所から送られてくる電気をお客さまへ送り届けるための「配電設備」の運用・建設・管理を行っています。
私はその中で、配電系統を遠方で監視・制御するシステムの仕様検討や、導入が急速に拡大している分散型電源の対応検討などを担当しています。全国の電力会社で情報交換を行う会議に出席することもあることから、当社の業務に活かせるよう情報収集しています。
仕事のやりがいや面白さ、今後の目標
私が担当している遠方監視制御システムは、日頃の系統運用業務だけではなく、停電の復旧操作でも使用する重要なシステムです。仕様を改善することで、多くの社員の業務が効率化されたり、それまでの課題に対応できたりするなど、結果が見えやすいことにやりがいを感じています。
また、分散型電源の導入拡大や制度の変化に伴い、全道で働く仲間の業務量も大きく増加しています。運用の見直しなどにより、改善できる点が無いか、社内外の関係箇所と打合せをしながら検討をしています。周りの先輩方を見ると、まだまだ自分の実力不足を感じるため、業務の中で勉強し、成長していきたいと思っています。
思い出に残っているエピソード
悪天候のなか停電が発生した際に、停電の原因を発見し、復旧できたときには大きな達成感があります。また、お客さまから直接感謝の言葉をいただた際には、喜びとやりがいを感じます。
キャリアパス
- 入社~2年目
-
苫小牧支店配電グループ(現:苫小牧支店配電部配電グループ)
お客さまへ電気を供給するための配電線の工事設計を担当。
- 3~5年目
-
浦河営業所配電課(現:浦河ネットワークセンター配電課)
電気の使用量を計量する計測器(電気メーター)の管理や工事の手配、配電線の電圧管理、配電設備を設置している用地を管理する業務などを担当。
- 6~8年目
-
岩内営業所配電課(現:岩内ネットワークセンター配電課)
高圧配電系統の運用・管理や配電設備の用地管理、電柱に他社通信線などを施設する共架管理などを担当。
- 9~11年目
-
函館支店配電グループ(現:函館支店配電部配電グループ)
高圧配電系統の運用・管理や新規の大口顧客へ電気を供給するための設備検討、分散型電源を配電系統へ連系するための設備検討を担当。
- 12年目~
-
配電部技術高度化グループ
現在の業務に従事。
一日のスケジュール(例)
- 8:40
-
始業
メールと本日の予定を確認します。
- 9:00
-
打合せ
システム仕様について社外または社内と打合せ。
- 12:00
-
ランチ
お弁当または職場の近くで外食。
- 13:00
-
デスクワーク
社内からの問い合わせ対応やシステム試験の書類審査などを行います。
- 17:20
-
終業(必要に応じ残業)
オフタイム・休日の過ごし方
子どもが小さいので、休日は一緒に遊んだり、買い物に出かけたりします。「戦いごっこ」が好きですが、めったに負けてあげません。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。