進化に挑み続けるチームの発案を、
デジタル技術で形に。

ほくでん

情報通信部
情報基盤グループ

平井 学

大学卒業[情報系]
2013年入社

入社動機

水産業、酪農、農業などの一次産業が盛んな北海道南部で生まれ育った私は、これらの産業や人々の暮らしを支える地域に根ざした道内企業で働きたいと考えていました。大学時代に経験した東日本大震災以降、電力業界を取り巻く環境は激変し、様々な社会的課題への対応が求められていたことから、電気事業の公共性や影響力の高さ、やりがいに惹かれ、当社を志望しました。
また、冬季の災害対応に従事する当社社員に対して地域住民から労いの声が寄せられている様子を報道で知り、強く感銘を受けたことも志望動機の一つです。

所属部門と仕事内容

情報通信部では、情報システムの計画・開発・保守業務、社内業務処理に必要となる情報インフラの整備、運用業務に加え、デジタル技術を活用した業務効率化や働き方改革推進に向けた環境整備にも取り組んでいます。
私は主にデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進を担当しています。当社におけるDXは「デジタル技術を活用した業務変革と変化に挑戦しつづけるための意識改革による企業変革」と定義し、既存事業の効率化のみならず、価値向上や新領域への事業拡大で更なる成長を目指しています。このほか、DXをはじめ迅速性、柔軟性を必要とする施策に欠かせないパブリッククラウド環境の整備や、アジャイル型の開発プロセス展開に向けた検討・整備も担当しています。

仕事のやりがいや面白さ、今後の目標

DX推進を通じて、新たなアプローチ手法やデジタル技術を取り入れながら業務変革に繰り返し挑戦することに面白さを感じています。DXアイディアを創出するデザインシンキングでは、これまでの概念、文化、キャリアに捉われずに自由にアイディアを出し合います。時には意見の批判をされながらも、最良のアイディアを追求する空気感やチームとしての一体感がとても好きです。また、ディスカッションを通じて自身の思いや感覚を見つめ直すことができ、自己成長に繋げられています。整理されたアイディアは様々なデジタル技術を用いて具現化し、概念検証を通じて投資対効果や課題の確認を経て最終導入判断を行っていきます。導入が決まった際は、自らが北海道電力に貢献できていることを実感する瞬間でもあります。
今後は、“この先どのようにすべきかを自らが考え決めていく”という強い使命感を持ち、北海道電力としてのDXの取組みを強力にドライブできる人材を目指していきます。

思い出に残っているエピソード

北海道胆振東部地震で発生したブラックアウトの際、非常用電源で稼働する社外向けシステムをパブリッククラウドに移行したことです。緊迫した状況のなか、関係者間のスピーディーな意思決定によって多くの課題解決策を打ち出し、短期間での移行に成功しました。すべての対応を終えた瞬間は、これまで経験したことのない達成感に加え、心地の良い疲労感を得られました。また、普段から様々な状況を想定し、変化への適応力を身につけることの必要性に気付くことができました。

キャリアパス

入社~2年目

札幌東支社お客さまセンター(現:札幌東ネットワークセンターお客さまサービス課)

一般のお客さまを対象とした電気の契約受付や、お客さまからの電気使用に関するご相談への対応・現地訪問などを担当。憧れの先輩の背中を追いかけ、必死に業務に励んでいました。
3年目

千歳支社お客さまセンター(現:千歳ネットワークセンターお客さまサービス課)

一般のお客さまに加え、法人のお客さまを対象にした電気の契約受付や窓口での電気料金収受業務を担当。前任地の札幌とは異なる地域性を感じ、仕事の奥深さを知りました。
4年目

ほくでん情報テクノロジー株式会社へ出向

グループ会社へ出向し、当社経理システムの開発・保守業務を担当。短期間の出向でしたが大規模な開発案件に従事することができ、私にとって貴重な経験となりました。
5~6年目

情報通信部経営支援システム開発グループ

工務部門のシステム開発・保守を担当。現場業務を理解することの重要性を強く学びました。
7年目~

情報通信部情報基盤グループ

現在の業務に従事。

一日のスケジュール(例)

8:40

始業

資料を読み込みます。頭がスッキリしている始業時が一番集中できます。
9:00

最新技術動向や事例の調査、把握

有益な情報やトレンドをリサーチし、活用余地検討に繋げます。
10:30

グループミーティング

Web会議を積極的に活用することで、在宅勤務などのフレキシブルな働き方に対応しています。
12:00

ランチ

愛妻弁当で午後からのエネルギーを注入します。同僚とパワーランチに出掛けたりもします。
13:00

資料作成

伝えたいメッセージを考え抜き、ロジカルかつ綺麗な資料の作成を目指しています。
15:00

打合せ

事前の議題周知や目的の明確化を徹底し、短時間で質の高いスマート会議を心掛けています。
17:20

終業(必要に応じ残業)

家族が待つ自宅へと帰ります。

オフタイム・休日の過ごし方

終業後は、娘と遊ぶことを一番の楽しみにしています。ルンルン気分で帰宅するほど溺愛しています(笑)。
休日は趣味の釣りでリフレッシュしています。海・川・湖といった多様なフィールドがあり、シーズンによって魚種も豊富な北海道は“釣りの聖地”だと感じています。そのほか、会社の先輩・同期や学生時代の友人と定期的にコミュニケーションを図り意見を交換することで、新たな気付きを得たり自身のモチベーション向上に繋げています。

※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。