札幌支店地中センター
南澤 健介
高校卒業[情報系]2014年入社
志望動機
私は、生まれ育った北海道で道民の皆様の生活を支えられる仕事をしたいと考えておりました。その中で、人々の生活に必要不可欠である電力というインフラを担っている当社に魅力を感じ、私もその一員となり北の灯りを守りたいとの思いから当社を志望しました。
所属部門と仕事内容
私の所属する送電部門は、特別高圧と呼ばれる交流電圧22kV~275kVや、北海道と本州をつなぐ連系線では直流電圧250kVの電気を送る設備を取り扱っており、発電所からお客さまの最寄りの変電所まで電気を送り届ける架空送電設備(鉄塔・がいし・電線など)と、地中送電設備(管路・マンホール・ケーブルなど)の保守業務や新設および取替工事の設計・管理業務を行っています。私は現在、地下に埋設された地中送電設備の設計・工事・保守業務を担当しており、設計・工事業務では主に机上での仕事が中心となり、設計や工事の工程・品質・安全管理などを行っております。保守業務では現地へ出向いて設備の状態を確認するためのパトロールや、点検・補修といったメンテナンスを行っています。また、地震や雷などによる電気事故で設備が故障した際には、故障個所の特定を行い早期復旧のため現地へ出向することもあります。
思い出に残っているエピソード
宙乗器という工具を使用して地上40mの架空送電設備の電線にぶら下がり補修作業を行っていた際、付近を歩いていた下校途中の子供たちが上空の私に気づき、「すごーい!」「気を付けてね!」「頑張って!」「ありがとう!」とたくさんの声をかけていただいたことがありました。当時は夏真っ盛りで気温も高く疲労していましたが、子供たちの言葉がとても励みになり、安全に作業を終えることができました。たくさんの励ましの言葉から、電力の安定供給を担い道民の皆様の生活を支えるという使命感がより一層強くなりました。
キャリアパス
- 入社~3年目
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砂川電力センター送電課(現:岩見沢支店電力部送電グループ)
送電設備の巡視、点検・補修、事故対応などの保守・修繕業務を担当。経験が浅いため、修繕工事計画の策定に苦労したが、諸先輩方からの指導や過去の実績を調査し、計画を立案できるように成長した。
- 4~6年目
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小樽支店電力部送電グループ
送電設備の巡視、点検・補修、事故対応などの保守業務に加え、架空送電設備の建設工事を担当。工事の設計・工程・品質・安全管理では、鉄塔の強度や電線の張力などの様々な検討に苦労したが、諸先輩方や施工している現場の方々にご指導いただきながら設計を進めることができ、施工にあたってはより安全に作業ができるように考え、無事に工事を完了することができた。
- 7年目~現在
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札幌支店地中センター
地中送電設備の設計・工事・保守業務を担当。地中線の設計業務については、初めて担当する業務であり、日々学びながら従事している。
一日のスケジュール(例)
- 8:40
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始業
メール内容の確認、その日の業務予定を確認。
- 10:00
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現場作業
地中送電設備のある現場へ出向いて、道路を掘削する工事により地中送電設備に損傷を与えるような事象が発生していないかを確認するパトロールや、設備に異常がないか点検を実施します。
- 12:00
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昼食
普段はお弁当を持参していますが、現場に出向くときはラーメンや定食など、おいしいランチを食べたりもします。
- 13:00
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工事設計
地中ケーブルルートの検討やケーブルが許容できる電流計算などの様々な地中送電設備に係る検討を行い、図面や設計書を作成します。
オフタイム・休日の過ごし方
学生時代、バスケットボール部に所属しており、現在も社会人チームに所属しています。現在はコロナ禍のため自宅で過ごすことが多くありますが、業後や休日はできるだけ練習に参加し試合に向けて汗を流しています。また、冬季間は友人たちと一緒にスノーボードに出かけるなど、充実した毎日を過ごしています。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。