部門紹介
火力部
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火力発電は、北海道電力の発電設備のうち約5割を占める主力電源です(2021年3月現在)。全道に8カ所(汽力6・コンバインドサイクル1・ガスタービン1)の火力発電所と1カ所の地熱発電所があり、低廉で安定した電気をお届けできるよう運転を行っています。
火力部門では、発電所を安定的に運転するための運用やきめ細かな管理のほか、故障が起きてしまった際の速やかな復旧体制を構築しています。また、AI・IoTなどの情報技術を導入し、トラブルの未然防止に努めるなど、従来の安定運転に加え、経済合理性を追求しています。さらに、環境保全に関する対応や新技術に関する調査・研究、および火力発電所で使用する燃料の調達・管理、排出される石炭灰のリサイクルなどの業務も行っています。
将来的な電力の安定供給を確実なものとするため、LNG(液化天然ガス)火力である石狩湾新港発電所1号機の営業運転を2019年2月に開始しました。同機は、最新鋭設備の導入により高い発電効率と優れた環境特性・運用特性を実現しています。
火力部門では引き続き、世界的な「脱炭素社会の実現」に向けた革新的新技術の開発や導入に向けた検討を進めていきます。
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蒸気タービン分解点検
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石狩湾新港発電所
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