S.Y. / 2017年入社
工務部(送電)
道北統括支店名寄ネットワークセンター送電課
入社理由Reason
きっかけは、高校時代に参加したインターンシップで、砂川火力発電所や札幌統括電力センター(現:道央統括支店電力部)を見学したことです。その際、電気を送り届ける送電線や変電所、発電所で電気が作られている様子を目の当たりにし、電気の仕事のスケールの大きさを肌で感じ、暮らしに欠かせない電力の供給に直接携わる仕事をしたいと強く思いました。また、中学・高校の6年間でバスケットボールを通じて培った体力には自信があり、会社でも活かせると感じていました。他社と比較して福利厚生制度が充実していたことも決め手となり、迷わず応募しました
仕事とやりがいWork
私の主な業務は送電設備の保守管理です。送電部門と聞くと、鉄塔を昇って電線に宙乗りしている姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。実際には、鉄塔の構造や作業手順を理解することが必要で、現場作業では安全意識や仲間意識が強く、同僚と切磋琢磨しながら良好な関係を築ける環境がやりがいにつながっています。近年はドローンの導入により、鉄塔に昇らず詳細な点検が可能となり、より安全性が向上しました。保守事業所では巡視や点検、補修作業、送電線付近の社外対応が中心ですが、その他の部署では工事設計やデジタル技術を活用した業務など、事務所内での仕事も幅広く行っています。仕事を通じてステップアップし、技術者としてのスキルや視野が広がることも大きな魅力です。ぜひ、送電部門で一緒に働ける日を楽しみにしています。
エピソードEpisode
2022年12月に紋別地域で発生した鉄塔倒壊事象が印象に残っています。当時旭川に勤務しており、早朝4時頃から紋別方面の送電線事故の故障点解析をしていました。日が落ち始めた16時、故障点の解析中に「鉄塔倒壊が確認された」との連絡が事務所に入りました。事象発生後、状況把握やデータ収集、原因究明に仮復旧工事・本復旧工事と、工事業務に多く携わりました。特に本復旧工事では、社内関係部署はもちろん、施工会社の協力のもと、設計から約2ヶ月で運用状態へ復旧(別位置に建替)することができました。あらためて、自然相手の事故復旧は、電力安定供給への責任感をあらためて強く認識するきっかけとなりました。
今後の目標Future
「健康維持」が一番の目標です。何をするにも健康は大前提であり、どんなに大きな夢を掲げても、健康を損なえば叶わなくなってしまいます。送電業務では、山に入り、徒歩で移動し、支持物へ昇って作業することもあります。そのため、作業にあたっては無理のない計画と安全の確保が大前提であり、慣れてくると自然の中で体を動かす心地よさや達成感を感じることもできます。近年はDX(デジタル・トランスフォーメーション)が推進され、技術革新が進んでいますが、送電線事故時には誰かが現地へ行き、復旧させなければ安定した電力を届けることはできません。山を歩き、自然と触れ合い、豊かな人生を歩みましょう。
キャリアパス
入社
- 北見電力センター送電課
(現:ほくでんネットワーク 北見支店送電グループ) - 巡視や点検など送電業務の基礎を学びました。
慣れない高所作業や山岳地の歩行に苦労し、送電設備の保守業務の難しさを学びながら、安定供給に対する使命感や責任感を持つことができました。
3年目
- ほくでんネットワーク 幌延ネットワークセンター送電課
- 送電設備の保守業務を行いながら、建設工事業務にも従事しました。
送電線支持物の建設工事について、調査・設計、施工管理、運用開始までの一連の業務に携わり、工事業務のやりがいや課題に向き合う経験を積むことができました。また、この時期からドローンの運用が本格的に始まり、鉄塔に昇らずに電線やがいしなどの上部点検が可能となりました。この技術の導入により、安全性と作業効率の大きな向上を実感しました。
6年目
- ほくでんネットワーク 旭川支店電力部送電グループ
(現:道北統括支店電力部送電グループ) - 旭川管内における送電設備の将来構想検討や、当社送電線への連系工事検討、修繕工事や設備更新に関わる工事予算の計画策定業務に従事しました。
これらの経験を通じて、送電設備の計画から運用までの幅広い知識を身につけ、総合的な視点を養うことができました。
9年目
- ほくでんネットワーク 道北統括支店名寄ネットワークセンター送電課
- 現在の業務に従事しています。
1日のスケジュール
- 出社・始業・朝礼
- 今日の予定とメールを確認します。
- 送電線巡視の打合せ・出発準備
- 巡視区間やハンター(熊出没地域における護衛)との待ち合わせ場所、巡視班員の車両配置などについて、事前に綿密な打合せを行います。
その後、雨合羽や熊スプレーなどの個人装備品を車両に積み込み、準備を整えて現地へ出発します。
- 事務所出発
- 現地へ向けて出発します。
運転時はもちろん、同乗時も安全運転を心がけて現地へ向かいます。
- 巡視開始地点到着
- ハンターと合流し、当日の巡視について打合せを実施します。
班員ごとに分かれ予定区間の巡視を開始します。
- 昼食・休憩
- お弁当を持参する場合や、行きの車で最寄りのコンビニ等で購入し、山の中で昼食を取ります。
大自然の中で食べるご飯は格別です。
業務内容によっては、近隣のお店で食事をとることもあります。
- 巡視継続
- 適宜休憩を取りながら予定区間を巡視し、携帯端末や専用アプリを使って、その場で巡視結果を入力します。
- 巡視終了
- 巡視終了後、他の班員と合流。
ハンターを朝の待ち合わせ場所まで送り、全員で帰所します。
- 事務所到着・後片付け・所内業務
- 倉庫にて個人装備品の後片付けを行い、事務所内に戻ってメール確認をします。
- 終業・帰宅
- 送電課内終礼で明日の予定を確認し、業務を終えて帰宅します。
休日の過ごし方
休日は、家でエアロバイクを漕ぎながら映画やドラマを観ることが多いインドア派です。一方で、暖かい季節にはバイクに乗り、雪が積もればスノーボードやスキーを楽しむなど、広大で自然豊かな北海道の魅力を満喫しています。バイクツーリングでは、気心の知れた同僚と北海道の宗谷岬まで走り、日本最北端の地を訪れるなど雄大な景色と澄んだ空気に癒されています(写真一番右が坂本のバイク)。途中で道の駅へ寄ることもあり、例えば羽幌町の甘えびなど、その土地ならではのグルメも楽しんでいます。また、休暇が取得しやすい会社・環境であるため、好きなアーティストのライブの日程に合わせて仕事を休み、リフレッシュできています。

