次世代エネルギー部
火力発電の脱炭素化と次世代エネルギー供給事業への挑戦
火力発電所では石炭、石油およびLNG(液化天然ガス)等の燃料を燃焼させて得られるエネルギーで電気を生み出しており、火力発電は北海道電力の電源構成の約5割(2024年実績)を占める重要な電源です。しかし、燃焼の過程で地球温暖化の原因となるCO₂(二酸化炭素)を排出することから、CO₂を排出しない燃料への転換や発生したCO₂の回収・有効活用・貯留(CCUS)等による脱炭素化が求められています。
次世代エネルギー部は従来の火力発電事業を基盤としつつ、脱炭素エネルギー供給の担い手として、水素・アンモニア等の調達・製造・供給に関する取組みや、カーボンニュートラル化火力発電事業の実現に向けた検討を進めています。
変わることのないエネルギー供給に対する使命
次世代エネルギー部門では、火力発電所から安定的かつ低廉な電力をお客さまに供給するため、わずかな異常も見逃さない、きめ細やかな巡視点検・運転監視を行うとともに、AI・IoTなどの情報技術を活用した故障の未然防止に取り組んでいます。また、万一故障が発生した場合も最小限に抑えるよう保守管理を行っています。
脱炭素化については、石炭、石油およびLNG等の燃料は水素・アンモニア等のCO₂を排出しないエネルギーへの転換やCCUSの実現に向けた検討を進めていますが、エネルギーを供給する設備を建設し運用・保守管理を行い、お客さまへ安定的かつ低廉なエネルギーを供給するというやりがいはこれからも変わりません。
北海道から日本の脱炭素化をリードする存在へ
次世代エネルギー部門では、ほくでんグループ経営ビジョン2035の実現に向けたカーボンニュートラルの取り組みを推進しています。水素・アンモニアは脱炭素燃料として当社発電所における利用に加え、産業・運輸部門などの電化が困難な分野のお客さまへ供給可能なサプライチェーンの構築に向けた検討を進めております。また、発電所等から排出されたCO₂を分離・回収・貯留するCCS、回収したCO₂と水素を反応させてeメタンを生成するメタネーションの検討も進めております。これらの取り組みにより、北海道から日本のエネルギー脱炭素化に貢献するとともに、事業成長を実現します。


