部門紹介
経理部
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経理部では、経済動向などを的確にとらえ、経営目標の実現に向けて収支および資金に関する合理的で効率的な計画を立案し、その適切な管理・運用を行っています。
効率的な経営活動を維持していくため、会社の財政状態や経営状態を集約・分析するとともに、諸法規に適合した財務諸表を作成し適時に情報開示を行っているほか、法人税や消費税などを申告する業務を担っています。
また、経営計画の根幹となる収支計画を策定し、予算の編成と統制を通じて各部門の活動を調整・サポートしています。
電気事業という特殊性を踏まえた経理(財務・予算・決算・会計)業務に的確に対応するなど専門性が求められますが、その分、経営補佐機能としての重要な役割を担っており、大いにやりがいを感じる職場です。
なお、電気事業の経理業務には、次のような特質があります。
1.法的規制があること
電気事業法に基づき、統一した会計ルールとして「電気事業会計規則」が定められており、電気事業者は規則に従って財務諸表などを作成し、国(経済産業大臣)に報告する義務を負っています。2.多額の資金調達が必要なこと
電気事業では、長期的に良質で安定した電気を供給するため、将来の需要を想定して電源や流通設備などの設備投資を計画的に継続して行っています。
この設備資金や借入金の返済などのためには、多額の資金調達が必要です。3.膨大な固定資産の管理が必要なこと
電気事業は設備産業であり、固定資産が総資産の90%以上を占めることから、固定資産の取得、維持・管理、除却などに適正な会計処理が求められます。