ほくでん

土木部
建築耐震グループ

坂本 拓也

大学院修了[建築系]
2013年入社

地震という自然現象を相手に、
ゴールがない工学に挑む。

  • 入社動機

    経済や社会生活に欠かせないインフラを担うことで、自身が成長し続けられる会社だと感じたからです。
    建築学の学生として震災に対する研究を行っていた中、東日本大震災を仙台市民として経験。ライフラインの重要性について再認識をし、インフラ業界に貢献したいという想いをもって就職活動を行いました。
    数あるインフラ関連企業の中から弊社を志望したのは、広大な範囲に存在する建築設備を限られた人数で担うという特有の事情に対して、若年層から担当設備をもち、一人ひとりが成長できる環境が整えられていることに魅力を感じたためです。また、その環境を活かし、建築部門で最難関とされる一級建築士という資格を、高い意識をもって挑戦・取得している社員が多いということも動機となりました。
    北海道に縁もゆかりもありませんでしたが、「この会社で働きたい」という想いが勝りました。

  • 所属部門と仕事内容

    所属している建築部門では、新しく建築する建築設備または既設の建築設備に対して、「つくる」、「なおす」ならびに「こわす」のライフサイクルに係り、建築技術者としてマネジメントを行っています。
    私の担当している業務は、建築設備を含む電力供給設備が受ける可能性のある地震動を予測・評価することです。
    この地震動は、建築物を「つくる」ための頑丈さを決める指標や、建築物を「なおす」ために追加する頑丈さを決める指標になります。建築物を「なおす」にあたり、コストが掛かりすぎてしまう場合には、「こわす」ことも一つの選択肢となります。
    現在は、泊発電所の地震動予測・評価に力を入れており、自社で設置している地震計の記録を用いた分析・検討や、最新の知見を踏まえた地震動予測・シミュレーションを実施しています。最新の知見については、文献・論文調査に加えて、学会大会への参加を通して積極的に情報収集しています。

  • 仕事のやりがいや面白さ、今後の目標

    ゴールがないことが最大の面白みです。地震という自然現象を相手にしているため、実際に観測される地震の記録に対して、最善を尽くして予測・評価した最新の結果でも、完璧に一致することは、現状、世界中どこを探してもありません。また、予測・評価している地震が、私たちが生きている間に起こるかどうかも分かりません。
    そのような分野での仕事ではありますが、「まだ発生していない地震における予測・評価をどのように実現するか」を追及する「工学」であるからこそ、日進月歩の技術革新を踏まえて、予測・評価を高度化し続けることが非常に重要です。常に最新の知見に触れて高度な技術に挑戦できることは、やりがいや面白さに繋がっています。また、職場の協力も得ながら一級建築士を取得し、日々の成果が目に見える形となったことも、やりがいや面白さを後押ししてくれました。
    今後は、建築分野に限らず、技術者としての資格である技術士を取得するとともに、学会などへ論文投稿することを目下の目標にして励んでいます。

  • 思い出に残っているエピソード

    泊発電所の再稼働に係る審査ヒアリングにおいて、地震動評価に係る資料の説明を初めて行ったことです。
    審査ヒアリングでは、公開審査に向けて、資料の内容に関する質疑応答を行うのですが、その時間は限られていることから、少しでも多くの時間を確保できるよう、効率的な説明が求められます。
    初めて説明を行った際は、当初の予定よりも時間短縮が急遽必要になったのですが、資料説明の準備にあたって、原稿を作らず要点をおさえて説明することに注力したため、臨機応変に対応できました。
    資料を「読む」準備ではなく、「説明」する準備が大事であることを先輩方の姿から学び、実践できたことが非常に嬉しい瞬間でした。

キャリアパス

  • 入社~5年目

    土木部原子力建築グループ(現:原子力事業統括部原子力建築グループ)

    泊発電所における建物・構築物他の耐震設計に用いる想定すべき地震動(基準地震動)の設定・評価に関わる業務を担当。

  • 6年目〜

    土木部建築耐震グループ

    現在の業務に従事。

一日のスケジュール(例)

  • 8:00

    始業

    メールと直近の予定を確認。

  • 9:00

    審査対応資料作成

    次の審査ヒアリング・公開審査に向けた資料の作成。
    自ら説明することを想定しながら、説明ロジックを組み立てます。

  • 11:00

    審査対応資料チェック

    作成した資料のチェック。
    資料に記載している数値・文言について、誤りが無いか細かくチェックします。

  • 12:00

    昼食

    会社にある電子レンジを使って、温かい愛妻弁当を。

  • 13:00

    社内打合せ

    作成した資料を用いて社内で打合せ。
    説明方針について、説明性や整合性の観点などから議論を行います。

  • 15:00

    審査対応資料修正

    社内打合せを踏まえて、資料を修正。
    社外に依頼している検討内容について、進捗を確認し、得られた結果は資料に反映します。

  • 17:20

    終業(必要に応じ残業)

    翌日以降の予定を確認。必要に応じて、社外で実施している検討内容の進捗をメールにて確認。

オフタイム・休日の過ごし方

子どもが産まれたばかりなので、オフタイム・休日ともにほとんど子どもと過ごし、イクメンとして奮闘中です。検診・予防接種には休暇を活用して参加しているのですが、何本もある予防接種で泣いてしまう姿を見るのは心が痛みます。
また、会社の将棋部に所属しており、オフタイム・休日を活用して部員と棋力を高めあっています。年に数回の団体戦に積極的に参加しており、個人戦には無い一体感を楽しんでいます。「3月のライオン」、藤井聡太七段(現)による将棋ブームのためか、大会には小さな子どもも多く出場しているのですが、強い子どもと対戦したくないという弱い心が最大の敵です。

※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。

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