知識と経験値を積み上げ、
技術者として選ばれる人材に。
岩内ネットワークセンター
配電課
鈴木 達朗
大学院修了[電気・電子系]2019年入社
入社動機
就職活動を始めた頃は大学で研究していた分野を活かすことのできる企業へ就職したいという思いがありましたが、就職活動を続けていくうちに地元である北海道に貢献したいという気持ちが強くなりました。北海道に貢献できる企業を考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが当社です。電気は生活に必要不可欠なものであるため、当社に入社し、安定した電力を届けることで北海道民の暮らしを支えたいと考えました。また、学生時代にコンビニエンスストアで5年間アルバイトをしていたこともあり接客業の面白さを感じていたため、お客さまにより近いところで業務に携わりたいと考え、配電部門を志望しました。
新入社員導入研修について
入社後は約10日間の導入研修の後、部門別研修に参加します。配電部門の部門別研修では2カ月間にわたって講義と実習を行い、電柱に昇って作業する手順などを学びます。初めて電柱に昇ったときには少し怖さも感じましたが、実習を重ねる中で徐々に慣れていきました。また、アフター5には研修所の体育館で同期とフットサルなどを楽しみ、絆を深めることができました。仲のよい同期とは、今でも毎月連絡を取って集まっています。
仕事内容、やりがいと面白さ
現在、古くなった電柱や電線を工事し、供給支障事故を未然に防ぐための保守業務にあたっています。小規模の改修であれば自分たちで改修しますが、電柱の建替えなど大掛かりな改修となる場合には工事会社に作業を依頼しており、工事内容の設計書を作成するのも大切な業務の一つです。電柱を建替える際には、電柱の材料費用だけではなく、工事費用や電柱を建てる土地の使用許可などさまざまなことを考える必要があります。全ての工程が終わり、工事後に新しくなった電柱や電線を見ることが日々のやりがいに繋がっています。
職場の雰囲気や人間関係
雰囲気は良いです。わからないことがあっても、年齢の近い先輩方が丁寧に指導してくれるため、仕事を覚えやすい環境だと思います。仕事内容は幅広く、同じ作業をくり返すのではなく初めての業務の連続ですが、先輩方をお手本とし真似をしながら仕事を覚えています。供給支障事故が起きた時は、普段の和気あいあいとした雰囲気から一転、緊張した雰囲気になります。初めての供給支障事故の際には、一刻も早く停電を解消したいという先輩方の熱意が伝わってきて、その変化に驚いたのを覚えています。アフター5には、寮で一緒に夕食を食べ、テレビを見ながら話をします。また、寮でバーベキューを行うこともあり、職場以外でも良好な関係を築くことができています。
入社から1年を振り返って
一番思い出に残っていることは、初めて一人で行った不点対応です。不点対応とは、お客さまから電気が点かないという連絡を受け、原因を特定し、改修を行う業務のことです。今までは、先輩と一緒に現場に出向いていたため、先輩の指示のもとに行動していましたが、実際に一人でお客さま対応を行うことで、原因を特定することの難しさを実感しました。長い時間を要しながらも原因を突き止め、不良箇所を改修し、電気が使えるようになったときには大きな達成感を得られました。
今後の目標
2019年10月に上陸した台風19号により関東地方で大停電が発生しましたが、災害などで大規模な停電が発生した際には、北海道以外の地域であっても配電部門が復旧の応援に向かうことがあります。私の職場の先輩も高圧発電機車に乗り災害復旧の応援にあたりました。私の目標は先輩方のように一人前の配電技術者として、災害復旧のメンバーに選ばれる人材になることです。災害復旧では、臨機応変な対応が求められるため、知識と経験が必要だと思います。今後も、日々の業務の中で電気に関する知識を積み上げるとともに、不点対応や供給支障事故復旧対応を通して経験値を上げ、目標に近づいていきたいです。
オフタイム・休日の過ごし方
オフタイムは先輩方とご飯を食べに行ったり、近くの海で釣りを楽しんだりしています。休日は3週間に1回のペースで実家に帰省し、地元の友人と食事を楽しんでいます。また、休暇を取りやすい環境であるため、ゆっくり過ごしたいと感じたときには休日と合わせて3連休を取ることもあります。社会人になって初めてのお盆休みには10日間連続の休みを取り、台湾旅行へ行きました。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。
※掲載している内容は取材時点のものであり、所属・組織名が現在の名称と異なる場合があります。